理学療法学科
理学療法士とは
理学療法とは立つ・歩く・座る・寝る・起きるといった基本動作の障がいや筋力や持久力の低下、身体各部の痛みなどをより良い状態に回復させるための手段をいいます。
理学療法士は麻痺からの回復や筋力・持久力を高めるために運動療法を用いたり、痛みを軽減させるために患部を温めたり、冷やしたりする物理療法を用いて不自由さを抱える人たちにアプローチしていきます。
それらの方法でも回復できない場合には、杖や車椅子などの装具を活用したり、生活環境を改善することで、その人がより良い生活を送ることができるよう支援していきます。
理学療法士
学科概要
取得資格 | 理学療法士国家試験受験資格 卒業により高度専門士 |
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入学定員 | 70名(35名×2クラス) |
修業年限 | 4年間 |
その他 | 昼間 |
理学療法学科
理学療法学科の特徴
クリニカル・クラークシップ方式(CCS方式)による臨床実習 | 理学療法学科では全国に先駆けてクリニカル・クラークシップ方式の臨床実習を完全導入しました。この方式は、従来の臨床実習で指摘されている様々な問題点を解消するとともに、病院・施設のリハビリテーションスタッフの一員という位置づけで患者様に接することで、これまでに学んできたことを体験的に学ぶことができるというメリットがある方式です。全ての学生が全ての臨床実習で、この方式を実施できるのは、ふれあいグループ関連病院・施設で臨床実習を行うことができるからです。 |
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カリキュラム
基礎分野(16単位 240時間) | 文章読解法、物理学、生命科学、情報科学、医学概論、医学英語、健康科学、コミュニケーション論 |
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専門基礎分野(51単位 1050時間) | 解剖学Ⅰ、解剖学Ⅱ、解剖学Ⅲ、解剖学実習、生理学Ⅰ、生理学Ⅱ、運動学Ⅰ、人間発達学、リハビリテーション概論、社会福祉学、医療社会学、生理学実習、運動学Ⅱ、運動学Ⅲ、機能解剖学、病理学、臨床心理学、内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、神経内科学Ⅰ、神経内科学Ⅱ、整形外科学Ⅰ、整形外科学Ⅱ、臨床医学Ⅰ、臨床医学Ⅱ、リハビリテーション医学Ⅰ、リハビリテーション医学Ⅱ、地域リハビリテーション |
専門分野(66単位 2280時間) | 理学療法概論、職業管理学、理学療法評価学Ⅰ、理学療法診断学Ⅰ、症候障害学Ⅰ、職業倫理学、理学療法評価学Ⅱ、理学療法診断学Ⅱ、運動生理学、運動療法学演習、義肢学、装具学、日常生活活動学Ⅰ、臨床参加研修Ⅰ、症候障害学Ⅱ、動作分析学、物理療法学Ⅰ、物理療法学Ⅱ、理学療法技術論Ⅰ(中枢・脊損)、理学療法技術論Ⅱ(がん・老年)、理学療法技術論Ⅲ(整形)、理学療法技術論Ⅳ(小児)、理学療法技術論Ⅴ(神経筋)、理学療法技術論Ⅵ(循環)、理学療法技術論Ⅶ(切断・代謝)、理学療法技術論Ⅷ(呼吸)、卒業研究Ⅰ、日常生活活動学Ⅱ、臨床参加研修Ⅱ、症候障害学Ⅲ、リハビリテーション総論、卒業研究Ⅱ、臨床参加研修Ⅲ、臨床参加研修Ⅳ |
理学療法学科 3学年時間割例(2021年度) | |||||
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
1限目 (9:00〜10:30) |
物理療法学Ⅱ | 理学療法技術論Ⅲ (整形) |
物理療法学Ⅰ | 理学療法技術論Ⅳ (循環) |
症候障害学Ⅱ |
2限目 (10:40〜12:10) |
物理療法学Ⅱ | 理学療法技術論Ⅲ (整形) |
動作分析学 | 理学療法技術論Ⅳ (循環) |
理学療法技術論Ⅱ (がん・老年) |
昼休み | |||||
3限目 (13:00〜14:30) |
日常生活活動学Ⅱ | 理学療法技術論Ⅲ (整形) |
理学療法技術論Ⅷ (呼吸) |
理学療法技術論Ⅰ (中枢) |
理学療法技術論Ⅴ (神経・筋) |
4限目 (14:40〜16:10) |
日常生活活動学Ⅱ | 理学療法技術論Ⅲ (整形) |
理学療法技術論Ⅷ |
理学療法技術論Ⅰ (中枢) |
理学療法技術論Ⅴ (神経・筋) |
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在校生
渡辺 一翔
理学療法学科/有馬高校/2019年入学
経験豊富な先生方が実際に担当した疾患を例に挙げながら、私たちでもイメージしやすいように工夫して授業をしてくれます。茅ヶ崎リハを選んだのは、グループ内にいくつもの病院・施設があるので、現場を身近に学べると思ったからです。実際にグループの病院・施設からは理学療法士の方もたくさん授業に来てくださり、現場の実際のお話をたくさん聞かせていただいています。これからは患者様のためにできることの引き出しを多く持てるよう、様々な分野に興味を持ちながら学んでいきたいと思っています。
卒業生
星 知輝
理学療法士/相洋高校出身/2015年卒業
高校時代、サッカーで全治10ヶ月の大けがをしました。リハビリのために長い時間、理学療法士の方にお世話になったことがきっかけで、この道に進もうと思いました。大変なことはたくさんありますが、患者様から直接、感謝の言葉をもらえる嬉しさの方が大きいかもしれません。
現在、理学療法士として学校の系列の病院で働いています。学生の頃、講師として授業を担当してくださった経験豊富な先輩方と一緒に働くことができているのはとても心強いです。